横軸に時間を使いたい（ SetTimeFormat , SetTimeDisplay ）

1gStyle->SetTimeOffset(-788918400);    // set diff. btw Unix and ROOT epoch
2graph->GetXaxis()->SetTimeDisplay(1);
3graph->GetXaxis()->SetTimeFormat("%Y-%m-%dT%H:%M:%S");
4graph->GetXaxis()->SetTimeOffset(0, "gmt");    // set GMT+0

Unixのepoch timeは 1970年01月01日00時00分00秒から始まるのに対し、 ROOTのepoch timeは 1995年01月01日00時00分00秒から始まります。 その差をオフセットとして設定する必要があります。

1from ROOT import gStyle
2gStyle.SetTimeOffset(-788918400);

Unix epoch と ROOT epochの差を計算する

1years = 1995 - 1970  # 25 years
2days = 365           # days/year
3leap_days = 6        # 6 leap years in 25 years
4hh = 24              # hours/day
5mm  = 60             # minutes / hour
6ss  = 60             # seconds / min
7
8(years * days + leap_days) * hh * mm * ss
9# 788918400 [seconds]

簡単な計算なので確かめてみました。 1970年から1995年までの25年間に、閏年が6回あることを考慮して計算します。

GMT+0にしたい（SetTimeOffset）

1graph->GetXaxis()->SetTimeOffset(0, "gmt");

理由は忘れましたが、上の設定をしないと軸の時間がずれてしまってたはずです。 epochの時間ではなく、作成したグラフ／ヒストグラムの軸に対して設定します。

月日と時刻を2段にして表示したい

1graph->GetXaxis()->SetTimeFormat("#splitline{%m-%d}{%H:%M}");

長時間測定した場合、時刻の他に、日付も表示したほうがわかりやすくなります。 1行で収まらない場合は2段にできます。