論理ボリュームしたい(G4LogicalVolume

 1// 準備
 2auto solid = new G4Box{...};
 3auto nm = G4NistManager::Instance();
 4auto material = nm->FindOrBuildMaterial("G4_AIR");
 5
 6// 論理ボリュームを作成
 7G4String logical_name = "LogicalVolume"
 8auto logical_volume = G4LogicalVolume{
 9    solid,        // G4VSolid*
10    material,     // G4Material*
11    logical_name, // G4String,
12    nullptr,      // G4FieldManager*
13    nullptr,      // G4VSensitiveDetector*
14    nullptr,      // G4UserLimits
15    true          // G4bool
16};

G4LogicalVolumeで論理ボリュームを作成できます。 論理ボリュームは、Geant4空間の中に配置する前の状態のボリュームです。 このボリュームにかかる力場(電磁場、重力場)を追加したり、 有感検出器(SensitiveDetector)を追加したりできます。 とても大事な概念のボリュームです。

論理ボリュームの作成には、 形状(G4VSolid)と素材(G4Material)の設定が必要です。 また、ボリュームの名前には、あとからアクセスする可能性を考えて、 認識しやすいものをつけておくとよいと思います。

ヒント

あとのページで紹介していますが、 論理ボリュームの名前を使って、 有感検出器の一括設定ができます。

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