クラスリファレンスの使い方

Geant4が持つクラスの使い方はClass Reference Guideで確認できます。 自分が使っているバージョンを選択し、右上の検索窓やブランザの検索機能を使って、該当するクラス名やメソッドなどを検索します。

クラスの実装はCode Cross Referenceで確認できます。File Name Searchのボックスにクラス名を入力して検索できます。

注意

クラスリファレンスもコードリファレンスも 検索窓があいまい検索(fuzzy match)に対応していません。

Geant4のクラス名は、Vがあったりなかったり、Userがあったりなかったりするため、前方から正しく入力しないと検索候補がヒットしないのは、ちょっと不便です。

ローカル環境にインストールした場合は、fdmdfindなどコマンドラインを使って、ローカルにあるGeant4のソースコードを検索できます。 この方法なら、クラス名が分からない場合でも、あいまい検索できます。

リファレンスのリファレンス

僕がよく使う参照する項目のリストにしました。 Geant4 v11.2.0 のDoxygenを参照しています。

ユーザーフックに使うクラス

自作クラスで継承するクラスたちです。 純粋仮想関数や、ユーザーフック関数の名前を確認するために参照します。

測定器の作成に必要なクラス

測定器の形状を定義したり、配置するためのクラスです。 ソリッドを作る場合は、物理物体を配置するクラスは、引数の順番を覚えることが難しいため、たびたび参照しています。