メールしたい（MailApp / GmailApp）
1MailApp.sendEmail("メッセージオブジェクト");
2MailApp.sendEmail("宛先", "件名", "本文");
3MailApp.sendEmail("宛先", "件名", "本文", "オプション");
MailApp.sendEmailでメールを送信できます。
メールの差出人は自分のGmailアドレスです。
宛先（to）は,（カンマ）で区切って複数アドレスを指定できます。
GASでメールを制御する場合、
送信専用のMailAppクラスと
メールボックス操作もできるGmailAppクラスがあります。
送信のみであればシンプルなMailAppで十分です。
下書きを作成したり、自分のメールボックス全体にアクセスしたり、
あれこれ操作したい場合はGmailAppを使います。
送信オプションしたい（MailApp.sendEmail）
1// @params {string} mailTo - 宛先アドレス
2// @params {string} docId - 本文用ドキュメントのID
3function send_mail(mailTo, docId) {
4 const doc = DocumentApp.openById(docId);
5 const mailTitle = doc.getName();
6 const mailBody = doc.getBody().getText();
7 const mailOption = {
8 cc: "CCの宛先",
9 bcc: "BCCの宛先",
10 name: "送信元の名前（デフォルト：ユーザー名）",
11 replyTo: "返信先アドレス（デフォルト：ユーザーのアドレス）",
12 }
13 MailApp.sendEmail(mailTo, mailTitle, mailBody, mailOption);
14}
sendEmailには複数のシグネチャがあります。
Cc/Bccをしたい場合や、送信元の名前を変更したい場合は
sendEmail("宛先", "件名", "本文", "オプション")を使います。
メールの宛先（to / cc / bcc）は,（カンマ）で区切って複数アドレスを指定できます。
このサンプルでは、ドキュメントから本文を読み込んでいます。 読み込み先をスプレッドシートに置き換えることもできます。
残り回数したい（getRemainingDailyQuote）
1const quota = MailApp.getRemainingDailyQuote();
2Logger.info("残り回数 = " + quota);
1日あたりの100回の送信回数の制限があります。
getRemainingDailyQuotaでメール送信の残り回数を確認できます。
デバッグ中はconsole.logやLogger.infoを使って確認しながら作業するとよいです。
下書きしたい（GmailApp.createDraft）
1// 下書きを作成する
2const draft = GmailApp.createDraft("宛先", "件名", "本文", "オプション")
3// メールを送信する
4draft.send();
5
6Logger.info("draft = " + draft)
7// const message = draft.getMessage();
8// message.getId()
9// message.getDate()
10// message.getTo()
11// message.getCc()
12// message.getBcc()
13// message.getFrom()
14// message.getReplyTo()
15// message.getSubject()
16// message.getBody()
GmailApp.createDraftでメールの下書きを作成できます。
オプションはMailApp.sendEmailと同じで、送信元の表示名を変更したり、
返信先アドレスを設定したりできます。
下書きを作成した段階ではメールが送信されないため、デバッグ作業に重宝します。
メールを送りたいときはsend()します。