# 自前のコマンドを定義したい(`\newcommand`) ```latex \newcommand{\コマンド名}{やりたいこと} \newcommand{\コマンド名}[引数の数]{やりたいこと。引数1=#1。引数2=#1。...引数9=#9。} ``` `\newcommand`で自前コマンドを定義できます。 :::{hint} 既存のコマンドを少し変えたい場合は、コマンド名を大文字にする方法もあります。 以下のサンプルでは、水平線の太さを変えたコマンドを新しく作成しています。 ``hrule``を``\renewcommand``する代わりに``\HRule``というコマンド名にしています。 ```latex \newcommand{\HRule}{\rule{\linewidth}{0.5mm}} ``` ::: ## コードしたい ```latex \newcommand{\code}[1]{\texttt{#1}} ``` `\code`を`\texttt`コマンドのエイリアスとして定義しました。 本文中にコードを入力する際に便利です。 ## 自作コマンドしたい(`\NewDocumentCommand`) ```latex \usepackage{xparse} % \コマンド{arg1}[option]{arg2} \NewDocumentCommand{\コマンド名}{m o m}{% % m: 位置引数 % o: オプション引数 {#1} \IfValueT{#2}{#2} {#3} } ``` `xparse`パッケージに含まれる`\NewDocumentCommand`を使うと、より柔軟にコマンドを作成できます。