# 和文フォントしたい（`luatexja-fontspec`）

```latex
% プリアンブル
\usepackage{luatexja-fontspec}

% 欧文フォントの設定
\setmainfont{KiwiMaru-Regular}
\setsansfont{ReggaeOne-Regular}
\setmonofont{HackGen35Console-Regular}

% 和文フォントの設定
\setmainjfont{KiwiMaru-Regular}
\setsansjfont{ReggaeOne-Regular}
\setmonojfont{HackGen35Console-Regular}
```

`luatexja-fontspec`で和文フォントを自由に設定できます。
このパッケージを読み込むと、
[luatexja](./latex-luatexja.md)と
[fontspec](./latex-fontspec.md)も読み込まれるため、
和文フォントと欧文フォントを統一的に設定できます。

## 本文フォントしたい（`\setmainjfont`）

```latex
% プリアンブル
\setmainfont{フォント名}
\setmainjfont{フォント名}
```

`\setmainjfont{}`で和文の本文フォントを変更できます。
明朝体のフォントを設定することが多いです。
シリーズ（ウェイト）は軽めにするとよいです。

## 見出しフォントしたい（`\setsansjfont`）

```latex
% プリアンブル
\setsansfont{フォント名}
\setsansjfont{フォント名}
```

`\setsansjfont{}`で和文の見出しフォントを変更できます。
ゴシック体のフォントを設定することが多いです。
シリーズ（ウェイト）は重めにするとよいです。
[\section{}](./latex-section.md)などで表示されるフォントです。

## 等幅フォントしたい（`\setmonojfont`）

```latex
% プリアンブル
\setmonofont{フォント名}
\setmonojfont{フォント名}
```

`\setmonojfont{}`で和文の等幅フォントを変更できます。
モノスペース体のフォントを設定することが多いです。
シリーズ（ウェイト）は軽めがよいと思います。
`verbatim`環境や[minted環境](./latex-minted.md)で表示されるフォントです。

## 依存パッケージ

```console
$ kpsewhich luatexja-fontspec.sty | xargs cat | rg RequirePackage
\RequirePackage{l3keys2e,luatexja}
\RequirePackage{fontspec}[2019/03/15]% v2.7c
    \RequirePackage{luatexja-fontspec-29e} % v2.9e
    \RequirePackage{luatexja-fontspec-29c} % v2.9c
  \RequirePackage{luatexja-fontspec-27c} % v2.7c
```