# 透かししたい(`draftwatermark`) ```latex % プリアンブル \usepackage[オプション]{draftwatermark} ``` `draftwatermark`は、文書の背景に透かしを出力するパッケージです。 **DRAFT**や **CONFIDENTIAL**などの文字を指定したページに表示できます。 パッケージオプションもしくは `\DraftwatermarkOptions`で設定を変更できます。 ## 全ページしたい(`firstpageonly=false`) ```latex \usepackage[firstpageonly=false]{draftwatermark} ``` デフォルトは`firstpageonly=true`になっていて、 最初のページにだけ透かしが表示されるようになっています。 `firstpageonly=false`に変更することで、全ページに表示できます。 この設定は`\DraftwatermarkOptions`では設定できません。 ## 脱稿したい(`stamp=false`) ```latex \usepackage{draftwatermark} \DraftwatermarkOptions{ stamp=false, } ``` デフォルトは`stamp=true`になっていて、 透かしが表示されるようになっています。 `stamp=false`に変更することで、透かしを非表示にできます。 完成版を脱稿する際は、このオプションを使うとよいです。 ## テキストを変更したい(`text`) ```latex \usepackage{draftwatermark} \DrafrwatermarkOptions{ text=DRAFT, fontsize=0.25\paperwidth, scale=1, angle=45, color={[gray]{0.8}}, } ``` `text`オプションで透かし文字を変更できます。 また、出力するサイズや角度、文字色なども変更できます。