# 相互参照したい(`cleveref`) ```latex % プリアンブル \usepackage{cleveref} % \crefname{環境名}{単数}{複数形} \crefname{section}{セクション}{セクション} \crefname{figure}{図}{図} \crefname{table}{表}{表} \begin{figure} \centering \includegraphics[オプション]{ファイル名} \caption{キャプション} \label{キー} \end{figure} 図\ref{sec:キー} に示しました。 \cref{sec:label} に示しました。 ``` `cleveref`は相互参照の機能を拡張するパッケージです。 標準の[ref](./latex-ref.md)コマンドでは、 ユーザーが「図」「表」など、参照先の環境に合わせて本文中に入力する必要がありました。 `\ref`を`\cref`や`\Cref`コマンドに変えるだけで、その煩わしさから解放されます。 ```latex % プリアンブル \usepackage{hyperref} \usepackage{cleveref} ``` [hyperrefパッケージ](./latex-hyperref.md)と一緒に使う場合は、 `hyperref`のあとに読み込みます。 :::{note} ```latex \usepackage{cleveref} \usepackage{hyperref} ``` `hyperref`より前に読み込むと、タイプセット時にエラーになります。 ::: ## 相互参照カウンター