# 参考文献したい(`biblatex`) ```latex % プリアンブル \usepackage[style=authoryear]{biblatex} % 文献リストを読み込む \addbibresource{文献リスト1.bib} \addbibresource{文献リスト2.bib} \begin{document} 本文中で文献を参照する\cite{参照キー}。 % 本文の末尾 \printbibliography[title={参考文献}] \end{document} ``` `biblatex`は参考文献を出力するパッケージです。 `Biber`と組み合わせて使うことが推奨されています。 `\addbibresource`コマンドで、文献リストのファイルを読み込みます。 文献リストは複数指定できます。 `\cite`コマンドで、本文中で文献を参照し、`\printbibliography`で出力します。 `title`オプションで、見出しを変更できます。 デフォルトは「Bibliography」になっています。 :::{note} `Biber`は、従来のBibTeXの代替として設計されたツールです。 `BibTeX`形式のファイルをそのまま読み込んだり、 ソートやフィルタリング機能が利用できたり、 Unicodeが完全サポートされていたりと より簡単&柔軟な利用が可能になっています。 ::: ## 参照スタイルしたい ```latex \usepackage[style=numeric]{biblatex} % デフォルト \usepackage[style=authoryear]{biblatex} ``` `style`オプションで、参照スタイルを変更できます。 利用可能な設定値は`$ texdoc biblatex`でドキュメントを確認してください。 ## BibTeXしたい ```latex \usepackage[backend=biber]{biblatex} % デフォルト \usepackage[backend=bibtex]{biblatex} ``` `backend=bibtex`オプションで、従来のBibTeXを利用できます。