# 使用制限 無料ユーザーでも使えるGASですが、 スクリプトの実行時間や、リクエスト数などに制限があります。 これらの使用制限に留意しながらスクリプトを実行する必要があります。 詳細は[Quotas for Google Services](https://developers.google.com/apps-script/guides/services/quotas?hl=ja)で確認できます。 :::{note} デバッグ操作時にもこの使用制限が適用されます。 ::: ## スクリプト実行時間の制限 無料ユーザーの場合、1つのスクリプトの実行時間の上限は**6分**です。 6分を超えるとタイムアウトします。 ## リクエスト数の制限 ウェブアプリのリクエスト数は1日あたり**20000回**です。 ## データ転送量の制限 API呼び出し時のリクエストやレスポンスのデータ転送量にも制限があります。 1回の呼び出しあたりのレスポンスサイズの制限は**50MB**です。 ## 同時実行数の制限 同時に実行できるスクリプトの数に制限があります。 ユーザーあたりの同時実行数は**30回**です。 スクリプトあたりの同時実行数は**1000回**です。 多くのユーザーが同時にAPIを呼び出した場合、 リクエストが遅延したり、失敗したりすることがあります。 ## GoogleサービスのAPI呼び出しの制限 GoogleサービスごとAPI呼び出し数制限があります。 1日あたりのメール送信数は**100件**です。 1日あたりのグループの読み取り数は**2000回**です。 1日あたりのトリガー実行時間は**合計90分**です。 ## エラー発生時の制限 使用制限のクォータを超えた場合や、 過度のリクエストを送信した場合、 API呼び出しが一時的に制限されます。 エラーが発生すると例外メッセージが投げられます。