# データベースしたい(``mysql``) ```console $ mysql -u ユーザー名 -p $ mysql -u ユーザー名 -p データベース名 ``` ``mysql``コマンドでMySQLのデータベースに接続できます。 データベースの本体は`/var/lib/mysql`などにあります。 :::{caution} `-p / --password`オプションは、 ``-pPASSWORD``のようにパスワードを引数に指定できます。しかし、パスワードをつけてしまうと、 シェルの履歴に文字列が残ってしまうため、 基本は直接指定せずに使います。 ::: ## データベース名を確認/選択したい(``SHOW DATABASES`` / ``USE``) ```mysql SHOW DATABASES; USE データベース名; ``` ``SHOW DATABASES;``でデータベースに含まれるデータベース名を確認できます。 表示されたデータベース名を``USE``で選択します。 データベースを``mysqldump``でダンプするときも、 このデータベース名の中から指定します。 ## テーブル名を確認したい(``SHOW TABLES``) ```mysql SHOW TABLES; ``` 選択したデータベースに含まれるテーブル名を確認できます。 WordPressなどでは``wp_``から始まるテーブル名になっていることが多いです。 ## テーブルの内容を確認したい(``SELECT * FROM``) ```mysql SELECT * FROM テーブル名 LIMIT 行数; // 投稿を10件表示する SELECT * FROM wp_posts LIMIT 10; ``` ``SELECT * FROM``で、指定したテーブル名の内容を取得できます。 ## テーブルの構造を確認したい(``DESCRIBE``) ```mysql DESCRIBE テーブル名 ``` ``DESCRIBE``でテーブルのカラム名、データ型、キー情報などの構造を取得できます。 ## データベースを終了したい(``EXIT``) ```mysql EXIT; ``` ``EXIT``でMySQLのセッションを終了します。 ## バックアップしたい(``mysqldump``) ```console // データベース名を指定してバックアップ $ mysqldump --user ユーザー名 --password データベース名 > パス/ファイル名.sql $ mysqldump --user ユーザー名 --password データベース名 --result-file=パス/ファイル名.sql // すべてのデータベース $ mysqldump --user ユーザー名 --password --all-databases > パス/ファイル名.sql // リモートにあるデータベース $ mysqldump --host=IPアドレス/ホスト名 --user ユーザー名 --password --all-databases > パス/ファイル名.sql ``` ``mysqldump``でMySQLデータベースをバックアップを取得できます。 ``-u / --username``オプションや``-p / --password``オプションは``mysql``と同様です。 ``--result-file``オプションもしくはリダイレクトで、ダンプ先のファイル名を指定します。 ``--all-databases``オプションで、すべてのデータベースをダンプします。